発達障害の一つである、
ADHDの症状の一つである、不注意に
ついて詳しく見ていきたいと思います。
ADHDを始めとする発達障害は子どもの
健康診断で見つかる場合が多いです。
子どもの不注意ではどのような症状が
あるのでしょうか。
子どもで症状が顕著に見られるのは
学校の場合がほとんどです。
集団行動が多いため
不注意による不都合が起こりやすいです。
例えば、授業での課題、
遊びで注意を持続
できない場合があります。
他の子どもと鬼ごっこをしていたとき、
虫を見つけていつの間にか虫探しになる
子どももいます。
また黒板にたくさん書かれている場合
どの文字に注目すればよいか分からなく
なることもあります。
このように、不注意の症状は
学校生活に支障をきたすことが多いです。
大人になってからでも不注意の症状が
見られることがあります。
特にADHDの女性に多くみられます。
例えば、家事で部屋の片づけをするのが
難しい場合があります。
たくさんの物が刺激となって
どれに注意すればよいのか
分からないのです。
大人の発達障害が注目されるきっかけ
になったのも、不注意の症状がある
ADHDの大人でした。
このように、不注意の症状は子どもでも
大人でも悪影響を及ぼします。
症状を改善する方法として、刺激となる
物を少なくする、見通しを立てるなどが
考えられます。